ルナ　サイクル（「Ｎｅｗモデル情報｣　2014GIANT PROPEL編）

　GIANTの2014年モデルのプレゼンテーションおよび体験試乗会が行われたのでご紹介します。今回は正式な2014モデル発表会に先駆けてGPD（ジャイアント　プレミアム　ディーラー）ショップ向けに開催されました。プレゼンテーション・体験試乗も次期モデルPROPEL（プロペル）、ENVIE（エンヴィ）が中心でした。海外レースシーンでは2013シーズン当初からブランコ（現・ベルキン）チームが使い勝利を重ねているレーサーです。
　　　　　　　Ｎｅｗモデル一覧に戻る　　　　　　　　　　　　　トップページに戻る

2013年7月24日　ショップ・スタッフ向けGIANT体験試乗会 in 日本(修善寺) CSC


試乗前に伊豆ベロドローム（室内250ｍバンク競技場）内のミーティングルームでプロペル・エンヴィに関してのプレゼンテーションを受けた後、実走行に移りました。奇しくも３ヶ月前にMAVICテストライドで走ったコースと同じ修善寺CSCです。（MAVICの時と同様に雨模様。ウェットとなりました）

ペダルは各自愛用のペダルです。アドバンスドSLはISP（インテグラルシートポスト）採用モデルなので、シート高も乗車前にセッティングしてくれます		修善寺CSCの難所「心臓破りの坂」を各ショップスタップが体験試乗中

プロペル　アドバンスドSL3　（税込定価：￥504,000）　プロペルは空気抵抗低減を最大限に追求したモデルです。開発当初はTCRのエアロヴァージョンとしてスタートしました。その結果、トップチューブはホリゾンタルデザインになり、ブレーキをフォークの裏側にしてVブレーキの形状を空力的に有効なエアロフィンのように使うことに落ち着いたそうです。次に開発スタップが注目したのがハンドル。エアロ形状ハンドルが標準装備されます

プロペル　アドバンスド2　（税込定価：￥441,000）　ベクターポスト採用のアドバンスドシリーズ。個人的に興味を持ったのがシートポストの固定方法。斜ウスを利用した方法で固定されていました。ただ、GIANTスタップの話では作業中に間違って斜ウスkitをフレーム内に落とす心配も無いとは限らないそうです。（要注意）走行中に緩みやズレはありませんでした。あと、今更ながらスピード・ケイデンスセンサーがフレーム（チェーンステー）直付は有効に思います。（2013モデルから採用済）　プロペルシリーズは空気抵抗低減を狙っていますが、特別なＴＴ専用モデルではありません。よって、ボトルを装着した状態でのエアロ化を開発当初から進めていたそうです。画像では解り難いですがボトルゲージ周辺は、ボトル装着時での空気抵抗を影響受けにくいデザインになっています